Yahoo! JAPANが提供する「テキスト解析WebAPI」を使い、テキストにルビ用のタグをつけるWebアプリです。

※「Yahoo! アプリケーションID」が必要になります(後述)。

 

1.まず、こちらのページにアクセスします。

2.開いたページをローカル(お使いのPC)にダウンロードします(このページからは直接利用できません)。

 

3.これを利用するためには「Yahoo! アプリケーションID(無料)」が必要になります。取得済みでない場合は「Yahoo! アプリケーションIDの取得はこちらから」のリンク先から取得します。なお、IDの取得にはYahoo!のアカウントも必要になります。

「アプリケーションの種類」は「クライアントサイド」を選択します。「アプリケーション名」というのがありますが、これは適当な名前で構いません。

必須項目を記入したら、ガイドラインに同意してIDを取得します。

取得するIDは「xx00xxxxx....x-」といった長い英数字の羅列になります。このWebアプリを使うときは常に必要になりますので、消失しないようにコピーしておいてください。

 

4.先にダウンロードしたhtmlファイルをダブルクリック、またはブラウザにドラッグ&ドロップすると、最初にアクセスしたページと同じものが開きます。

 

<使い方>

 

1.上のテキストエリアに取得した「Yahoo! アプリケーションID」を入力(ペースト)します。

2.下のテキストエリアにルビをつけたいテキストをペーストします。

3.タグの形式を選択します。見本は下記の<タグの形式について>を参照してください。

4.変換レベルを設定します。この値についてはWebアプリページの下部を参照してください。

5.変換ボタンをクリックすると、ほどなくペーストしたテキストが入れ替わります(変換時間はテキスト量や通信環境に左右されます)。

 

<タグの形式について>

 

「Word形式」は、WordからInDesignなどのアプリにペーストしたときと同様の括弧でルビがくくられます。

 

「青空文庫形式」は、青空文庫のルビ付きプレーンテキストと同様の括弧でルビがくくられます。

この2つの形式は、すでにこれらのテキストに対応したワークフロー(自動化)がある方向けの形式です。

 

「@NT形式@」は、後述するInDesign用スクリプト向けの形式です。これから自動化のワークフローを考えている方はこちらを試してみてください。

※タグとして全角@(アットマーク)を使いますので、変換する文章内に@マークがある場合は、ルビ処理後に検索置換できるような文字に変更しておきます。

 

なお、あくまでフリガナの変換はYahoo! JAPANのAPIまかせなので、常に完璧に変換されるわけではありません。

 

<NT形式を使ったルビ振りスクリプト>

 

「NT形式」は、私がルビ振り作業で使っているスクリプトに対応した形式です(使用方法は後述)。

そのスクリプトのインストール方法は以下の通りです。

1.InDesign用のスクリプトを こちら(atRuby.jsx)からダウンロードします。

2.ダウンロードしたファイルをInDesignのスクリプトパネルにインストールします。

スクリプトパネルを開いて「ユーザー」を右クリック。「エクスプローラーで表示(Windows)」「Finderで表示(Mac)」を選択します。

3.開かれたウィンドウにある「Scripts Panel」フォルダに、ダウンロードしたatRuby.jsxを入れます。

4.スクリプトパネルを確認します。atRuby.jsxが表示されていれば、このスクリプトを利用することができます。

 

<使用例>

 

「NT形式」のテキストをInDesignに流し込みます。

そのテキストフレームを選択し、スクリプトパネルの「atRuby.jsx」をダブルクリックして実行します。複数のテキストフレームに流れ込んでいる場合は、そのいずれか1つを選択します。

 

「グループルビ」の場合は、概ねそのままでもよい感じにルビが付きます。

 

「モノルビ」の場合は、あらかじめ<>のルビ文字を漢字ごとに区切るスペースを入れてから実行します。

※タグ付け前の原稿にミスがあって、「憚る」のところがおかしな結果になってしまいました...

 

<コードの改変などについて>

 

これらのコードは自由に改変して使用していただいて構いません。

Webアプリのほうは簡単なHTMLファイルですので、HTMLの知識が多少あればタグの形式などを独自のものにするのも容易です。

また、InDesignのスクリプトも、ルビの付け方や文字検索の参考にしていただけたらと思います。

HTMLとJavaScriptでてきていますので、CEPパネル化してInDesign用スクリプトに引き渡すようにすれば、もっと便利になるでしょう(私はハウスツールでそうやって使っています)。

 

 

 

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